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UPDATE :20.07.24
走ると装うは似ている
走ることは誰でも簡単に出来るけれど、美しく走ることは難しい。だからこそその魅力に惹かれ、今日も走り続ける。
HIDEAKI MAKINO
牧野英明
開発事業本部 開発事業部 ライセンス事業課
ビームス ランクラブ
日本ランニング協会認定ランニングアドバイザー
MY SPORTS :RUNNING
BEAMSとスポーツ企業とのライセンスビジネスを開拓する部署で働く牧野英明は、フルマラソンの自己記録2:49:01を持つ、“サブスリー”(3時間以内で完走すること)のさらに一段階上のランナーとして活動中。ランサークル「BEAMS RUN CLUB」の発起人であり、昨年10月に開催されたイベント「Roundabout Run Club」のウェアを手掛けるなど、ファッションとランの繋がりを深める活動を行なっている。

「高校まで陸上部に所属していましたが、その時はランニングを心底楽しいと思うことはなかったんです。再び走り始めたのは10年前のこと。当時は今と違って”ファッションとラン”の繋がりが薄かったのですが、僕にはそのギャップが面白く感じて走るようになりました。夢中になっていったのは、美しいフォームや重心の置き方を意識するようになってから。理想のランニングを追求し続けるトレーニングは、例えるならジーンズやスニーカーのディテールを深掘りすることに似ています。ファッションのように、ゴールのない奥深さが好きなのかもしれません。次第に大会に出ることが増え、本気でランと向き合うようになりました」。

「仕事終わりに途中下車して走って帰る「帰宅ラン」を日常的に続けていたこともあり、今では普段のコーディネートも走ることを想定したファッションに変わりました。ただスポーツブランドで全身を固めるのではなく、アウトドアやスケート、時にはメゾンブランドをMIXして楽しんでいます。機能性に優れていて快適にランニングできれば、ブランドやテイストはあまり気にしません。BEAMSは幅広いブランドを横軸で考えているから、そんな考えが自然と身についたかもしれませんね。”郷に入れば郷に従え”の精神が少なからずあるスポーツですが、ウェアに関してはもっと自由に選択して良いんだよ、ということを発信していきたい。そうしたらもっと、色んな人が気軽にランニングを楽しめるようになる、と思っています」。

Photo : Masumi Ishida
Text : Minori Okajima

走ると装うは似ている
走ることは誰でも簡単に出来るけれど、美しく走ることは難しい。だからこそその魅力に惹かれ、今日も走り続ける。
HIDEAKI MAKINO
牧野英明
開発事業本部 開発事業部 ライセンス事業課
ビームス ランクラブ
日本ランニング協会認定ランニングアドバイザー
MY SPORTS :RUNNING
BEAMSとスポーツ企業とのライセンスビジネスを開拓する部署で働く牧野英明は、フルマラソンの自己記録2:49:01を持つ、"サブスリー”(3時間以内で完走すること)のさらに一段階上のランナーとして活動中。ランサークル「BEAMS RUN CLUB」の発起人であり、昨年10月に開催されたイベント「Roundabout Run Club」のウェアを手掛けるなど、ファッションとランの繋がりを深める活動を行なっている。

「高校まで陸上部に所属していましたが、その時はランニングを心底楽しいと思うことはなかったんです。再び走り始めたのは10年前のこと。当時は今と違って”ファッションとラン”の繋がりが薄かったのですが、僕にはそのギャップが面白く感じて走るようになりました。夢中になっていったのは、美しいフォームや重心の置き方を意識するようになってから。理想のランニングを追求し続けるトレーニングは、例えるならジーンズやスニーカーのディテールを深掘りすることに似ています。ファッションのように、ゴールのない奥深さが好きなのかもしれません。次第に大会に出ることが増え、本気でランと向き合うようになりました」。

「仕事終わりに途中下車して走って帰る「帰宅ラン」を日常的に続けていたこともあり、今では普段のコーディネートも走ることを想定したファッションに変わりました。ただスポーツブランドで全身を固めるのではなく、アウトドアやスケート、時にはメゾンブランドをMIXして楽しんでいます。機能性に優れていて快適にランニングできれば、ブランドやテイストはあまり気にしません。BEAMSは幅広いブランドを横軸で考えているから、そんな考えが自然と身についたかもしれませんね。”郷に入れば郷に従え”の精神が少なからずあるスポーツですが、ウェアに関してはもっと自由に選択して良いんだよ、ということを発信していきたい。そうしたらもっと、色んな人が気軽にランニングを楽しめるようになる、と思っています」。